慢性疲労症候群・身体表現性障害
美容整形その他外科手術後の
不定愁訴・原因不明の体調不良
体内異物と免疫反応
この疾患はコロナ後遺症ではないのにコロナ後遺症にそっくりな症状を呈する病気です
コロナ後遺症と同じような免疫の異常が原因であると考えられています
医療関係者の多くは体内異物に関連する症状をご存じないのです。
体内異物に関連する典型的な症状:
・代謝機能障害(疲労感)
・神経機能障害(認知機能障害)
・内分泌機能障害
(甲状腺、副腎、性ホルモン、抗利尿ホルモン)
・免疫機能障害
(ウイルス、真菌、細菌感染、および自己抗体の形成)
・消化器機能障害
(腸内菌共生バランス失調、腸内毒素症、リーキーガット、吸収不良、食物不耐症)See more >>
頻繁に誤診を受ける疾患名:
・本人の思い込み、身体表現性障害、身体症状症
・慢性疲労症候群、線維筋痛症
・過眠症、不眠症、リズム障害、各種睡眠障害
・うつ病、各種精神疾患
・各種免疫疾患
・各種内分泌疾患
・その他、神経学的疾患
このサイトで取り上げている「体内異物に対する免疫反応症状」は英語圏では「BREAST IMPLANT ILLNESS」(豊胸バックシンドローム)と呼ばれ、様々な文献や情報サイトを検索することができます。
しかし2020年現在日本語の情報がほぼ皆無です。
このサイトで取り上げる「体内異物に関連する体調不良症状一覧」は英語圏で10万人以上から常に報告がされている症状です。
これらの一連症状を経験する多くの患者さんは突然の原因不明の体調不良に見舞われ、原因追及の為、様々な医療機関での検査に多くの時間と多額の医療費を費やし続けます。
しかし、多くの症状は客観的な検査結果で異常が見られないため、「本人の思い込み」「身体表現性障害」と診断を受けたり、客観的に検査に表れる症状に関しては内分泌や神経疾患等、別の疾患の誤診を受け続けます。
多くの患者様は医療関係者から「これらの症状は異物とは関係がない」と言われ続けたり、似ている症状の別の疾患の対処療法等の治療を受け続けます。
体内異物に関連する症状は30以上あります。この一見無関係に見える30以上の一連症状を10万人以上が「偶然」思い込みで同様の症状を訴え、除去手術の後に改善するということが起こりえるのでしょうか?
このサイトは主にこれらのサイトを翻訳し作成されました。
https://www.healingbreastimplantillness.com/
https://www.breastimplantillness.com/
※現在、国立精神・神経医療研究センター病院 免疫研究部の山村 隆先生がこの疾患を診断できると情報をいただいております。
思い当たる症状のある方は異物の除去手術とこの病院の受診を検討してください。
体験談
体内異物の免疫反応の一連症状は美容整形等のシリコン異物で起きやすい症状のようですが、私は自毛植毛でこのサイトのリストにある8割位の症状を経験しました。私の症状の一覧はここにあります。
初期の頃は異常な慢性疲労や原因不明のふらつき等の症状が起き、一年以上仕事ができないくらい明らかな異常と思える体調不良でした。とてつもない体調の悪化に一年で60件以上の病院を受診しました。
どこの病院に行っても原因がわからなく「思い込み」「気にしすぎ」「身体症状症」と言われて大きな大学病院を受診した時も精神科の受診を進められたりしました。
検査所見で客観的に症状の証明ができる症状(口内炎
、食物アレルギー、逆流性食道炎、カンジタ菌皮膚炎、何度も起きる微熱と原因不明の感染症等)もありましたが、それに対しては各対処療法を受け続けました。
症状の一覧にある客観的に証明ができる皮膚炎すらも心因性皮膚炎と言われたりするのです。客観的に証明できる食物アレルギーや皮膚炎等の症状は思い込みなわけがないのに、そんな診断を下す医療制度にびっくりさせられます。
一時期は「生き地獄」という言葉がぴったりな状況でした。一日数時間くらいしか普通に会話をすることすらもできず、体中の痛みや食物等への様々なアレルギー反応一連の症状の不快感で一日中息が上がっている状況が数か月ありました。一年くらい重度の疲労感で歩けなくなり車椅子で暮らしていました。自力で歩いてはいたけれどもほぼ一日中ベットに横になり、仕事ができないレベルの体調不良の状況は3年くらいになります。
ある日、私は英語圏のフェイスブックで豊胸バックに対する免疫反応(BREAST IMPLANT ILLNESS)を患っている自分とそっくりな症状の女性の体験談を発見しました。それから、この一連の症状は異物の免疫反応ではないかと疑うようになりました。
最初の頃は額の不快感を忘れたころに体調不良が現れました。しかし歩けなくなるころは植毛部位の不快感と体調不良が連動していたのです。そして思い返してみれば一連の症状は手術の時期と完全に連動していました。
異物部位は外見上も検査結果も全く異常が見られないので、形成外科の先生には外見的にマイナス点のみを負ってしまう除去手術を躊躇され何件も手術を断られ続けました。それから医療保険制度の関係で美容整形の後遺症は手術できないといわれて何度も手術を断られました。
私は英語圏にあるBREAST IMPLANT ILLNESSに関する多くのサイトを診察にもっていき先生に説明をしました。私は英語圏に10万人以上が偶然同じ症状を訴えているという事実と、本人が知らない症状を20個以上偶然思い込めるわけがないこと、私と全く同じ症状が列挙されているサイトがいくつもあることを先生に見せて納得していただきました。
私の場合、エーラスダンロス症候群という遺伝子異常があり、私の一連の症状はそれが原因であるという先生もいました。しかし、エーラスダンロス症候群の遺伝子は一般人に100人に3人で診断を受ける患者さんが5000人に1人です。このエーラスダンロス症候群ですら「結合組織疾患の診断を受けること」という風にこの免疫異物反応の一連症状のリストにあるので私は体内異物に対する免疫反応が最初の原因と思います。
他の体験談と同様、私の場合も除去手術から体調が急激に回復が始まり、術後2週間で50%くらいの症状が一気になくなりました。異物除去の後の体調改善は周囲にも目に見えてわかる変化でした。
今除去手術の8か月目です。まだ症状が10%程度残っています。他の体験談を読んでみると、術後に急激に改善するものの10%位の症状は長い間残り続け、完全に元に戻るのは数年かかるようです。それでもみんな3年くらいで完全に治るそうなので、私は今それをひたすら待っています。
お互いに面識のない10万人以上の人々が「偶然」主張し続けた「同じ」一連の体調不良が「本人の思い込み」「精神的なもの」なのでしょうか?
その他、海外の体験談
https://jessicacox.com.au/blog/2019/12/11/breast-implant-illness-awareness-emmas-personal-story/
https://palmbeachplasticsurgery.com/Breast-Implant-Illness-Warrior-Stories/
https://www.mindbodygreen.com/articles/breast-implant-illness-symptoms-treatments-one-womans-story
https://breastimplantfailure.net/my-story/
https://www.breastimplantillnessandrecovery.com/our-stories
同じような体験談は上記だけに限りません。
この体内異物に対する体験談は英語で「Breast Implant Illness」という検索をすることでインターネット上に沢山存在します。
体内異物に対する免疫反応は英語圏ではこれだけ多くのメディアにも取り上げられている症状です。
体内異物免疫反応の一連の症状を持つ患者さん全員に共通するのは。
1、異物挿入手術の後に原因不明の一連の体調不良に見舞われるが、本人は原因が体内異物であることに長い間気づけない。
2、突然の急激な体調不良の原因を探し続け、ドクターショッピングをし続ける。
3、医師から「思い込み」「精神的なもの」といわれ続ける。もしくは客観的な検査所見の見られる場合は他の病気の診断を受ける。
4、ある日、インターネット等でBreast Implant Illnessについて情報を見つける。
5、原因を見つけた後でも「その症状と体内異物は関係がない」と言われ続けたり、医療制度の問題で除去手術を行えない。
(日本の場合も医療保険制度の関係で一般総合病院では美容整形の後遺症を取り扱えなく、除去手術を行う病院が限られます。)
6、除去手術の後に体調が急激に回復する。
というところです。